インドへトビタテ!!第一期生

トビタテ留学JAPAN 高校生コース第1期生として
インドのカリンポンへ行った、記録です。
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留学に向けて

留学に対しての気持ち


「小学生時代から先住民の人々の文化に興味がありました。


カナダに行った時には先住民博物館に行ったり、先住民のアートを見たりしました。 
昨年ハワイに行った時には、カメハメハ大王の像を見て、ハワイの先住文化にも興味をもちました。


帰国してからは日本文化にも興味を持ち、
竹取物語について、日本の「言葉」や着物の着方などを調べました。 


反面
ITにも興味があります。


インドはIT関係で有名です。


実際、ウィプロ、インフォシス・テクノロジーズ、TCSといったインドのIT大手が欧米諸国を中心としてシステム運用などのアウトソーシングで実績を残しています。 


このようなことから、非常にインドという国に興味が湧き、調べていくうちにインドの高度なIT産業や様々な民族文化に触れてみたくなりました。 


また、北部インドは紅茶の産地でもあり人々はチベット仏教を信仰している人が多いそうです。 


自分がインドに行くことによって得ることが出来るメリットは主に3つあります。 


1つ目はインドの文化や宗教に直接触れることが出来ることです。
カナダに行ったとき、初めて直接先住民の文化に「触れる」ことができました。


この時得られた感動は、図書館で文献を読むだけでは得ることができません。 


2つ目はインドのIT産業について日本よりも深く勉強することが可能です。
留学した多くの人が「IT関連を勉強したいならインド」と言っています。


それはインドがIT教育も盛んに行っているからです。 


3つ目は日本の文化を「国際交流」という形でインドの人に伝えることができることです。


幼い頃から空手を習っていました。


日本の武道をインドで伝えることが可能です。 


世界各国で紛争が絶えないですが、
これはお互いの不理解、思いやりのなさなどが原因ではないかと
自分は思います。


自分たち高校生年代の若者が互いに文化や習慣を学び合い、
友情を築き
平和な世界を構築することができると思います。」

東北研修で感じたこと

次にいった「元大槌町役場」ここは震災の爪痕として残していく予定らしい。 ここでも俺たちは驚かされることとなる。


津波のせいで建物全体が崩れてしまっている。


3.11当日も多くの人が働いており、津波によって命を落としたそうだ。


その時の俺は相当なショックを受けた。
しかし、ここでまごついていてはしょうがない。 
この日からボランティア活動はスタートするのだ。 


そこから震災の体験談をいろんな人から聞いた。
現地の子供たちと仲良くなった。


 1週間のボランティア活動を通して感じた事、それは


『実際に現地に行かないとわからない。
現地に行って、そこの人とコミュニケーションをとり、
何が必要かを知りたい』 

と思ったことだった。 


その時の思いが、
トビタテに応募してみようと思ったことにつながってきている。


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そういうプログラムの募集があると教えてくれたのは、
宮崎に住む祖母だった。
【トビタテ留学Japan 高校生コース】
というもので奨学金で留学したい高校生が、自ら計画を立て、学校を通して応募し、書類審査、面接審査を得て合格をしたのち留学を通して学んだことを日本で発信する、
というプログラムなのだそうだ。


『これだ!!』俺はすぐにそう思った。 


このプログラムを通せば、海外で勉強しながらボランティア活動ができる!!
そして自分が見たこと、 聞いたことを日本で発信することができるかもしれない!!


俺は『アカデミック(勉強)コース』を選択した。
「国際ボランティア」で応募しなかったのは、
現地のこ とを学びたかったからである。


でも、自信はゼロだった。
駄目でもともと、という気持ちで担任に相談をした。
しかし、担任は「やるからには合格に向けて頑張らないと」と、はげましてくれたんだ。

このブログを書き始めるにあたって

まず初めに、このブログを書き始めるにあたって、俺には忘れられない思い出がある。


2015年の3月下旬、俺は1週間ほど東北のボランティア活動に参加した。
しかし、3.11が起こってからすでに4年が経過している。
活動開始前、俺は 『ガレキなんかはすでに撤去されてて、ボランティアっていってもきっと楽な仕事だろう。』 と、ボランティア活動を楽観視していた。


しかし、俺はまだ、ボランティア活動の大変さや、必要性について何も考えていなかったのである。 ボランティア活動初日、まず、3.11のビデオを見た。Youtubeに上がっているので良ければ見てい ただきたい。
【東日本大震災】3.11~あの日を忘れない~【閲覧注意】



たしかにこのビデオを見たときは驚いた。


しかし、4年前のこと。復興といってもほぼ終わっている だろう....こう思っていた。 しかし、派遣先「大槌町」の視察を行ったとき、その考えは打ち砕かれた。


今の大槌町の現状は「何もなかった」とあらわすのが一番正しい。 ここにはかつて大量の建物があった。しかし、3.11に数分の津波によって多くの人命とともに流さ れてしまった。


実際に被災してない俺達には想像がつかない...